<4/4に聖心女子大学にて開催予定だったイベントを、オンラインに変更して開催します。社会情勢・保育環境が大きく変わっていることを踏まえた内容にてお送りします。>
自然は子どもたちが様々なことを試しながら成長できる絶好の環境です。
なぜ、自然が子どもの発達のために健康的で刺激的な学習環境だと言えるのでしょうか。
子どもたちは自然の遊びを通して、どういった学びを得ているのでしょうか。
子どもたちの発達を支える適切な枠組みを、どのように創り出せば良いのでしょうか。
また、昨今の社会環境の急激な変化の中で、子どもたちの健やかな成長を支えるために何ができるのでしょうか。
今回はデンマーク森のようちえん・シュタイナー幼児教育施設「Børneøen Bonsai(こども島ボンサイ)」の園長リッケ・ローセングレン氏をお招きし、自然の中での学びの効果についての理論、園での実践、そして都会でもできることについてお話を伺います。
ご自身のお子さんの誕生をきっかけに、森のようちえんを設立されたリッケ園長。約20年にわたる経験の中で、子どもたちの成長を支える自然の力の重要性に気づき、「Child of Nature」という本にまとめられました(日本では『北欧の森のようちえん』として2020年4月に出版)。
子どもたちが生来持っている好奇心と、動きまわることへの自然な欲求を支えるために、何ができるのか。そして、昨今の情勢の中でどのような取り組みをされているのか。お話を伺っていきたいと思います。
【こんな方にオススメ】
・創造性や多様性を育む北欧の教育に関心がある教育関係者・保護者の方
・自然を活用した保育や子育てに関心がある方
・都会の中でも子どもをのびのび育てたい方
・個性を大事にするデンマークの教育に関心がある方
【開催日時】10月10日(土)16:00〜18:00
【開催方法】YouTubeライブ(Peatixイベントページ埋め込み)
【会費】
オンライン参加 2,500円(早割2,000円)
オンライン参加+園長の著書 5,200円(早割4,700円)
※チケット購入後のキャンセルは承っておりませんが、他の方へお譲りいただくことは可能です。
▼お申し込みはこちらから
https://peatix.com/event/1444952/
主催:北欧の教育・学びLilla Turen
後援:デンマーク大使館、森のようちえん全国ネットワーク連盟
協力:イザラ書房、日本デンマーク協会
企画:(株)ノルディック・インスピレーション、(株)らしく
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【イベントスケジュール】
基調講演
森のようちえん・シュタイナー幼児教育施設「こども島ボンサイ」共同設立者・園長
リッケ・ローセングレン氏
4月に日本で出版予定の書籍「Child of Nature(邦題・北欧の森のようちえん)」執筆者。18年以上にわたる森のようちえん運営経験から、子どもの発達における自然の影響や、身近な自然でできるアウトドア教育について紹介します。(逐次通訳あり)
テーマ(予定)
・森のようちえん「こども島ボンサイ」とは?ようちえんの様子や実践を紹介
・アウトドアで過ごすことの子どもの感覚・運動刺激への効果
・教育プログラムに対する大人の関わり方・枠組みの作り方
・自由遊びと大人が先導する遊びのバランス
・リスクを伴う遊び(Risky play)が育む力と、リスクマネジメント
・都会の身近な自然でもできること、家庭でもできること
・コロナの状況下における保育の取り組み など
※講演の合間にチャットで質疑応答の時間を設ける予定です。
※テーマの一部は予告なく変更となる場合がございます。
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【スピーカー】
リッケ・ローセングレン氏(https://rikkerosengren.com/)
森のようちえん・シュタイナー幼児教育施設「こども島ボンサイ」の共同設立者・園長。
長年にわたり教育分野で国際的に活動しており、海外での講演や森のようちえんに関するオンラインコースも行っている。自然の中での保育について記した著書「Child of Nature」はデンマーク語と英語で出版されており、2020 年4 月には日本語版が出版された。研究分野は幼児教育学、自然教育学、リーダーシップ論。知識・能力を研究する施設「ボンサイ研究所」の所長でもある。
【幼稚園紹介】
森のようちえん「Børneøen Bonsai(こども島ボンサイ)」 (http://rs-bonsai.dk/)
コペンハーゲンの少し北にある森のそばにある茅葺き屋根の建物にある私立のルドルフ・シュタイナー保育施設。3歳未満児38名の保育園と、3~6歳の子ども約100名の幼稚園とで構成されている。ボンサイは「森のようちえん」として1歳から6歳までの子ども全員が、毎日質の高い野外生活を送っており、自然の中での自由遊びと、お遊戯、おとぎ話の語り聞かせ、お絵かき・水彩などの芸術活動と、季節ごとの祝祭の準備が、日々織り交ぜて行われている。
「こども島ボンサイ」は、2000年にリッケとモーテン・ローセングレンによって設立された。「ボンサイ」という名前を選んだのは、それが日本語でよく手入れされた小さな木という意味だからで、盆栽と同じように、小さな子どもには愛情という栄養と、時間、そして発達のための適切な枠組みが必要という意味が込められている。
【リッケ園長による著書】
『北欧の森のようちえん 自然が子どもを育む』 〜デンマーク・シュタイナー幼稚園の実践(2020年4月 イザラ書房より刊行)
https://izara.cart.fc2.com/ca4/119/p-r-s/
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【主催】
北欧の教育・学び Lilla Turen (リラ・トゥーレン)
一人ひとりの創造性と多様性をひきだして活かす北欧の教育をヒントに、これからの学びのあり方を対話する共創型情報プラットフォームです。キーワードは「創造性」「起業家精神」「インクルーシブ教育」「民主主義教育」「社会と教室を分けない学び」など。スウェーデン留学、教育関連企業での勤務を経験し、現在は北欧関連企業と働く主宰者が2016年に立ち上げ。北欧留学経験者/予定者、北欧在住者、研究者、学生、大学、教育関連企業、企業の人事担当者、出版社などがコラボし、参加者と運営者の間を行き来して企画を生み出しています。
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バナー写真出典:イザラ書房刊行予定『北欧の森のようちえん』 から
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▼お申し込みはこちらからhttps://peatix.com/event/1444952/