Event Dec.27: (Seminar) Nurturing child’s strengths, with perspective of neuro-diversity and Danish style education

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私たちの働き方や生き方はいま、大きく過渡期を迎えています。
技術革新や人工知能の台頭によって、仕事の質やあり方は既に変化を始めています。予測できない未来の中でも、子どもたちには自分の軸を持ってたくましく生き抜いてほしい。
生まれ持って与えられた情熱や才能を存分に活かして、幸せに生きてほしい。そう願うとき、子どもたちが自身の特異なことを強みとして発揮し、伸ばし、自信をもつことを、
親として、教育に携わる者として、何かサポートすることはできるのでしょうか。

今回は、コペンハーゲン大学でニューロダイバーシティ(神経学的多様性)を研究されている海野歩未さんをゲストに迎え、
”一人ひとりの個性を大切にする”教育をテーマに、小さなお話会を開催します。

「ニューロダイバーシティのコンセプトを取り入れた教育や子育てとは、
他の人とは異なる特徴や感覚が、その子自身のポテンシャルを広げるだけでなく、
これからの社会の創造的な発展にも繋がるということ」
と、海野さん。
このような考え方を取り入れたら、子どもたちとの関わり方はどんな風に変わっていくでしょうか。

お話は、日本で長らく中学生向け教育サービスの開発に関わったのち、
現在は塾の経営や発達・知的障害の子ども向け放課後サービスにも携わっている松木ゆう子さんとの対談形式で行います。
当日は、こんなことを対話していけたらと思っています。

・一人ひとりのユニークさを大切にするデンマークの教育って、実際どんなもの?
・一人ひとりが自分のままでいい、一人ひとりが違う、ということをどんな風に体得しているの?
・発達に凹凸がある子どもたちは、普段どんな風に、何を学んでいるの?

・ドロップアウトした子どもたちにも居場所があるというデンマーク。
彼らはどんな場で学んでいるの?
・強みよりも弱みの部分で生きづらさを感じてしまうこともある中、デンマークでは子どもの弱みとどう向き合っているの?
・海野さんはニューロダイバーシティーという考え方やデンマークの教育のエッセンスをどのように日々の子育てに活かしているの?
・子どもが強みを発揮し、自信を持って生きていくために、親が日々の関わりの中でできることは?
などなど

お菓子をつまみつつ交流しながら、聞いてみたいこと、これからやってみたいこと、ざっくばらんにお話しましょう。

お申し込みはこちらから→https://peatix.com/event/1382758/【こんな方にオススメ】
・個性を大事にするデンマークの教育に関心がある方
・学び方や捉え方が他の人たちとは違ったり、繊細な感覚をもつお子さんに関わる方
・子どもの個性を伸ばすための関わり方のヒントが欲しい方
・ニューロダイバーシティという考え方に関心のある方【開催日時】12月27日(金)13:30〜15:00
【会費】1,500円(お菓子つき)
【定員】30人
※チケット購入後のキャンセルは承っておりませんが、他の方へお譲りいただくことは可能です。
※自主保育となりますが、お子さん連れの参加も可能です。事前アンケートにご記入ください。

主催:北欧の教育・学びLilla Turen
企画:(株)ノルディック・インスピレーション
後援:デンマーク大使館

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【イベントスケジュール】

第一部:お話会「一人ひとりのユニークさを大事にする学びとは?」

デンマークで教育に携わりながら、自身も子育て中の海野歩未さんと、
日本で教育に携わりながら、自身も子育て中の松木ゆう子さん。
「子どもたちが自分の強みを発揮し、幸せに生きていくには?」をテーマに、
お二人に質問を投げかけていきます。
松木さんはちょうど12月前半にデンマークとオランダへ教育視察に行かれるので、
そのお話も伺っていきたいと思います。

第二部:交流会&ミニワーク
第一部のお話をヒントに、参加者の皆さんで交流しながら、
これから実践していきたい子育てや教育のアイデアを考え膨らませていきます。

*内容は、予告なく多少変更になる可能性があります。
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参考:ニューロダイバーシティーに関連する記事
「ニューロダイヴァーシティ」を受け入れるために、あるべき教育の姿を考える:伊藤穰一
https://wired.jp/2019/01/06/tyranny-neurotypicals-unschooling-education-joi-ito/
ニューロダイバーシティ教育が、未来のイノベーションを生みだす-突出した個人の将来を追求する人間支援工学者の挑戦-
https://berd.benesse.jp/feature/shift/topics_15/activity01/

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【ゲストプロフィール】


海野歩未さん(デンマーク・コペンハーゲン在住)

コペンハーゲン大学研究者(心理学博士)
長年、神経発達症などの特別なニーズのある子どもの教育的支援の在り方に関する研究に取り組むとともに、本人達や家族へのサポートに携わる。その後デンマークでの経験を元に、余裕と余白のある教育・社会システムや、子ども達がスクスク育ち、大人がイキイキと仕事をし、異なる人々が違いを乗り越えて支え合うことで生活を豊かにできる成熟した社会のあり方や人々の心の在り方について考えるようになる。
ニューロダイバーシティ(神経学的多様性)という概念の元、子どもがその子の特異なことを強みとして発揮し、伸ばし、自信をもつことが可能な教育的環境やアプローチについての研究に従事。多様な個がもつその力を資産として捉え、尊重し生かす社会システムに向けたプロジェクトを進めている。これからの社会のイノベーション人材となるおもしろい子どもや、かなり変わった人の驚異的な個性・アイディア・能力に、学校・企業・社会がどのように適応できるか様々な取り組みを通して考えている。


松木ゆう子さん

らしく代表/英語塾ローカス
2001年 株式会社ベネッセコーポレーション入社、 中学生向け教材制作のリーダーなどを歴任。独立後に、子ども達がそれぞれ自分らしく輝ける社会を実現すべく「らしく」 を設立。 障がいや発達に凸凹がある子ども達が通う放課後等デイサービスにて学習コンサルティングを実施。また、並行して英語塾ローカスの経営にも参画し、新しい英語教育の開発を行うなど、多種多様な子ども達と向き合う日々を過ごしている。子ども達の理解の仕方やスピードはそれぞれ違うが、全ての子どもには成長する喜びがある事を体感。その喜びを引き出すと共に、一人ひとりの興味関心に寄り添った教材やプログラムの開発を行っ ている。

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【主催】

北欧の教育・学びLilla Turen (リラ・トゥーレン)

北欧の教育・学びLilla Turen (リラ・トゥーレン)は、一人ひとりの創造性と多様性をひきだして活かす北欧の教育をヒントに、これからの学びのあり方を対話しあう共創型情報プラットフォームです。キーワードは「創造性」「起業家精神」「インクルーシブ教育」「民主主義教育」「社会と教室を分けない学び」など。
http://lillaturen.com/

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お申し込みはこちらから→https://peatix.com/event/1382758/